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  FAQ番号:31077
「染料インク」と「顔料インク」の違いを教えてください
 
 

インクジェットプリンターのインクには、「染料インク」と「顔料インク」の2種類があります。
染料インクと顔料インクではインクの特性に違いがあるため、写真作品の色再現性や保存性が異なっています。
各インクの特性については、以下をご参照ください。

染料インク用のプリンターと顔料インク用のプリンターでは、それぞれのインクの特性に合わせて製造されているため、1台のプリンターで染料インクと顔料インクを切り替えてご使用いただくことはできません。

 

1. 染料インクの特性
2. 顔料インクの特性
3. 印刷結果の違いについて

1.染料インクの特性

染料インクでは、色材が水分中に溶け込んでいます。
そのため、用紙に染み込みやすいという特性を持っています。

用紙に染み込むことにより、光沢のある用紙へ印刷する場合には用紙の質感がそのまま印刷結果となり、光沢感のある写真印刷が可能です。
また、中間色の表現が得意であり、階調豊かに印刷できます。

染料インクを使用するプリンター

以下に該当する場合、使用しているインクは「染料インク」です。

・機種名の中に「EP」の文字が入る機種
・機種名の中に「PM」の文字が入る機種(PM-4000PXを除く)
・機種名が「E-」で始まる機種(E-100、E-200を除く)
・機種名が「EW」で始まる機種のカラーインク
・2つのブラックインクがある「EW」で始まるエコタンク搭載モデル機種の「フォトブラック」インク
※上記のエコタンク搭載モデル機種の「ブラック」または「マットブラック」は顔料インクです。

2.顔料インクの特性

顔料インクでは、インク内に色材が粒子の状態で存在しています。
そのため、色材が用紙の上に付着し、インクが用紙に染み込みにくいという特性を持ちます。

用紙に染み込みにくいため、インクが用紙へ付着した際にもインク径が広がらず、よりくっきりとした印刷が可能です。
また、顔料インクは、オゾンや光に分解されにくく、変色・褪色しにくいという特性があります。

顔料インクを使用するプリンター

以下に該当する場合、使用しているインクは「顔料インク」です。

・E-100、E-200
・機種名の中に「PX」の文字が入る機種
・機種名が「EW」で始まる機種の「ブラック」インク
・2つのブラックインクがある「EW」で始まるエコタンク搭載モデル機種の「マットブラック」インク
※上記のエコタンク搭載モデル機種の「フォトブラック」は染料インクです。

3.印刷結果の違いについて

染料インクと顔料インクでは特性が異なるため、印刷結果の特徴にも違いがあります。

染料インク 顔料インク
光沢感 光沢感のある写真印刷が可能*1 染料インクと比べた場合に、写真印刷の際は光沢感が少ない*2
鮮やかさ 鮮やかな発色 落ち着いた色合い
耐水性 色材が水分中に溶け込んでいるため、水でぬれた場合に、にじみやすい 水に強い*3
にじみにくさ 顔料インクと比べた場合に、普通紙への文字印刷はにじみやすい 普通紙でもにじみにくく、文字印刷が得意
その他の特徴 写真などの中間色の表現が得意で、階調豊かに表現できる 耐オゾン性・耐光性に優れるため、変色・褪色しにくい

*1:染料インクは、色材が用紙内部に定着するため、用紙の質感がそのまま印刷結果となります。
*2:顔料インクは、色材が用紙の上に定着するため、印刷前の用紙の質感と印刷結果が異なる場合があります。
*3:必ずしも水ににじまないということではありません。

プリンターの機種によっても、特性や使用するインク色などの違いがあるため、印刷結果は異なります。
染料インクを使用するプリンター同士、また、顔料インクを使用するプリンター同士で、印刷結果が同じになるというものではありません。

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