Windows 11について、2026年6月以降のWindows Update適用環境(24H2以降)では、 Microsoftの新しい印刷機能「Windows Ready Print」が有効になる場合があります。 この機能の影響で、エプソン製プリンタードライバーがインストール完了しないことがあります。 本FAQではこの回避方法についてご案内いたします。
・対象の確認方法と対応手順 ・現象について ・Windows Ready Printをオンでご利用時の影響について ・対象OS・対象機種 ・未解決、関連情報を見る
対象の確認方法と対応手順
(0)Web Installerを起動して、以下の表示が出た場合は、画面の指示に従い、Windows Ready Printをオフにしてください。 なお、手動でマイクロソフト社製プリンタードライバーを削除する場合は、手順(5)以降をご確認ください。
(1)画面下部のスタートボタンから「設定」を開きます。
(2)「Bluetoothとデバイス」-「プリンターとスキャナー」の順にクリックします。
(3)画面の下方向に移動し、「プリンターの環境設定」を探します。
(4)「Windows Ready Printを使用した既定のインストールプリンター」の項目を確認し、オンの場合はクリックしてオフに変更します。 オフになったことを確認しましたら、現象が改善しているかご確認ください。 ※この時点でWindowsを再起動しますと、確実なインストールが可能になります。 改善しない場合は、次の手順(5)に進みます。
(5)既にプリンタードライバーをインストールされている場合、プリンタードライバーのプロパティを開いて確認します。 ※プリンタードライバーのプロパティを開く手順については、こちらをご参照ください。
(6)プリンタードライバーのプロパティ画面で[詳細設定]タブを選択し、ドライバーの表示名を確認します。 「Microsoft IPP Class Driver」と表示されていたら、[OK]または[キャンセル]をクリックしてプロパティ画面を閉じます。
(7)プリンターアイコンの表示される画面に戻りましたら、[削除]をクリックして削除します。
(8)「プリンターとスキャナー」画面に戻りましたら、コンピューターを再起動して、「Windows Ready Printを使用した既定のインストールプリンター」の項目がオフになっていることを確認し、再度、弊社エプソン製プリンタードライバーのインストールをお願いいたします。 最新のプリンタードライバーをインストールする手順は、こちらをご参照ください。
上記の方法で改善しない場合は、こちらを参照してプリンタードライバーを一度アンインストールしてから、エプソン製プリンタードライバーのインストールをお試しください。 それでも改善しないという場合は、「プリントサーバープロパティから削除する方法」をお試しください。
プリントサーバープロパティから削除する方法
エプソン製プリンタードライバーの再インストールを行っても「Microsoft IPP Class Driver」と表示される場合、一度アンインストールしてからエプソン製プリンタードライバーのインストールをお試しください。 ※下記の手順は、お使いの機種のプリンタードライバーのアンインストールが完了した状態で行ってください。
(1)プリンターの環境設定の下方にある、[プリントサーバープロパティ]をクリックします。
(2)[ドライバー]タブを選択して、[ドライバー設定の変更]をクリックして、「Microsoft IPP Class Driver」を選択して、[削除]をクリックします。
(3)[ドライバーを削除する]を選択し、[OK]をクリックします。
(4)確認画面が表示されたら、[はい]をクリックして、削除が完了するまでしばらく待ちます。
(5)一覧に「Microsoft IPP Class Driver」が表示されなくなりましたら、[閉じる]をクリックします。 この状態で、エプソン製プリンタードライバーのインストールができるかお試しください。 ※コンピューターの再起動などを行うと、Microsoft IPP Class Driverは自動で追加されますが問題はございません。
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現象について
Windows 11 24H2以降向けの2026年6月以降のWindows Updateで、Windows Ready Printが導入され、Microsoft社製プリンタードライバーが優先的にインストールされるようOS側の仕様が変化しております。 その結果、弊社製プリンタードライバーのインストール動作に各種影響が出ております。
影響例1:プリンタードライバーのインストールが止まる(USB接続の場合) プリンターは認識されず、中止を選択するしかなくなる
影響例2:Web Installerでのインストール時に、プリンターが認識されない(USB接続の場合) プリンターは認識されず、中止または、今は接続しないを選択するしかなくなる
影響例3:プリンタードライバーのインストール時、“ドライバーパッケージのインストールに失敗しました”とのメッセージが表示され、プリンタードライバーがインストールできない(接続方法を問わず)
影響例4:エプソン製プリンタードライバーが入らない(無線LAN・有線LAN接続の場合) 一見正常にインストールされたかのように見えるが、Microsoft社製ドライバーがインストールされている
影響例5:EPSON Net SetupManagerで作成したインストーラーを使用しても、エプソン製プリンタードライバーが入らない(USB接続の場合) 一見正常にインストールされたかのように見えるが、USB接続すると、Microsoft社製ドライバーで、印刷キューが作成される
Windows Ready Printをオンでご利用時の影響について
弊社といたしましては、以下の影響が発生するため、Windows Ready Printをオフでご利用いただくことを推奨いたします。
1. 前述のとおり、弊社製プリンタードライバーのインストールおよびアップデートの際に毎回トラブルが発生します。
2. Microsoft IPP Class Driverを利用された場合、 ・プリンタードライバーの設定項目が弊社製プリンタードライバーに比べて少なくなり、最大限の能力を発揮できなくなります。 ・弊社製の各種添付アプリケーション類が使用できなくなります。
Microsoft社製プリンタードライバーとの差異の詳細については、こちらをご確認ください。
対象OS・対象機種
対象OS Windows 11 24H2以降かつ、2026年6月以降のWindows Updateが適用された環境 ※Windows Server 2025以降も今後対象となります。
対象製品カテゴリ インクジェットプリンター、インクジェット複合機、エプソンのスマートチャージ、ページプリンター、大判インクジェットプリンター、Surelab
対象機種の判別方法 Mopriaまたは、AirPrintサポート機種が対象となります。下記のリンク先でご確認ください。 ・Mopriaアライアンスのサイト ・AirPrint対応プリンター
未解決となる、関連情報を見る
Windows 11 24H2以降やWindows Server2025以降では、他にもセキュリティ強化のために設定が増えておりますので、上記の対応を行っても正常に動作しない場合、以下の件にも該当していないかご確認ください。
・Windows11 24H2以降やWindows Server2025以降で製品をセットアップ途中に、“位置情報”へのアクセス許可が表示されます
・「操作を完了できませんでした(エラー 0x000004ec)。このプログラムはグループポリシーによってブロックされています。」というエラーが表示されます<Windows 11 24H2以降やWindows Server 2025以降>
本FAQで解決しない場合はこちらからのお問い合わせも受け付けております。
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