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高速印刷(双方向印刷)時における印刷画質向上を図ったドライバーを弊社ホームページのダウンロードサービスへ登録しましたのでご利用ください。
なお、さらなる高画質な印刷を行う場合には、「単方向」の設定で印刷を行ってください。
- ダウンロードサービスについては、こちらをご参照ください。
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PM-800Cでは、従来機と比較し高画質だけではなく、さらなる高速な印刷を実現させています。
そのため、プリンタードライバーの設定はすべてのモードが標準で「双方向印刷」設定が「オン」になっています。
双方向印刷でも十分な高画質印刷は可能ですが、さらなる高画質な印刷を行う場合には、以下の内容を確認し、設定を行ってください。
- プリンタードライバー設定変更の前に
- より高画質な印刷を行うためのプリンタードライバーの設定方法
- 双方向印刷と単方向の違いについて
1.プリンタードライバー設定変更の前に
1-1.アジャストレバーの設定の確認
ハガキを印刷したときに設定を変更したままになっていませんか。
通常、アジャストレバーは、ハガキなどの厚い用紙に印刷する際に<+>側に設定します。
アジャストレバーを<+>の設定にしたまま普通紙と同程度の厚さの用紙に印刷すると、高品質な印刷結果が得られない場合があります。
※ | 必ず、使用する用紙に合わせてアジャストレバーの位置を<0>または<+>に設定を合わせてから印刷を行ってください。 |
なお、アジャストレバーの設定方法に関しては、お手持ちの取扱説明書をご参照ください。
1-2.ノズルチェックの確認とクリーニングのおすすめ
目詰まりが発生していませんか。
ノズルチェックパターンを印刷して目詰まりがないか確認してください。
目詰まりが発生していると、印刷結果にスジが入ってしまうなど高画質な印刷結果は得られません。
ノズルチェックパターンを印刷し、目詰まりが発生している場合にはプリントヘッドのクリーニングを実行してください。
プリンター単体でノズルチェックパターン印刷および、プリントヘッドのクリーニングを行う方法につきましては、お手持ちの取扱説明書をご参照ください。
Windowsをご利用の方 |
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Macintoshをご利用の方 |
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1-3.ギャップ調整のおすすめ
ギャップ調整は正しく設定されていますか。
双方向印刷をする際、縦の罫線がずれたり、ぼけたような印刷結果になるときは、一度プリントヘッドのギャップを確認してください。
ギャップ調整が正しくない設定されていないと、高画質な印刷を実現させることはできません。
Windowsをご利用の方 |
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Macintoshをご利用の方 |
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2.より高画質な印刷を行うためのプリンタードライバーの設定方法
2-1.Windowsの場合
PM-800Cプリンタードライバー標準設定
PM-800Cでは、以下のようにプリンタードライバーの設定は標準で「双方向印刷」が「オン」の状態で印刷されるようになっています。
より高画質な印刷を行う場合には、以降の手順で「双方向印刷」を「オフ」にします。
- 双方向印刷と単方向印刷の違いについては、「3.」をご参照ください。
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PM-800Cプリンタードライバー高画質印刷設定
(1) | アプリケーションからの印刷の設定画面から、プリンタードライバーの「プロパティ」を開きます。 「プロパティ」画面が開いたら[基本設定]タブを選択し、「モード設定」で[詳細設定]を選択して、[設定変更]ボタンをクリックします。 |
(2) | 「手動設定」画面が表示されますので[双方向印刷]のチェックを外し、マイクロウィーブの[スーパー]にチェックを入れ、[OK]ボタンをクリックして確定させます。 |
(3) | 手順(2)で設定変更を行うと、ドライバーの画面は以下の画面が表示されます。 画面左下に表示されているプリンタードライバーの設定で、[双方向印刷]が「オフ」になっていることを確認し、[OK]ボタンをクリックしてドライバーの設定変更を完了させます。 |
「双方向印刷」設定で印刷を行った場合、出力する画像の種類や色によってわずかながら横縞(微細なスジ)が入ることがあります。
この横縞も出力画像によって見えることと見えないことがありますが、より高画質な印刷を行う場合には、上記設定のようにプリンタードライバーの双方向印刷のチェックを外して印刷を実施してください。
2-2.Macintoshの場合
PM-800Cプリンタードライバー標準設定
プリンタードライバーの設定は、標準で「推奨設定:きれい」になっています。
この設定では、「双方向印刷」が「オン」の状態で印刷されます。
より高画質な印刷を行う場合には、以降の手順で「双方向印刷」を「オフ」にします。
- 双方向印刷と単方向印刷の違いについては、「3.」をご参照ください。
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PM-800Cプリンタードライバー高画質印刷設定
(1) | アプリケーションからの「印刷設定」画面で「モード」の[詳細設定]にチェックして、[設定変更...]ボタンをクリックします。 |
(2) | 以下の画面が表示されますので[双方向印刷]のチェックを外して、マイクロウィーブの[スーパー]にチェックを入れ、[OK]ボタンをクリックして確定させます。 |
(3) | 手順(2)で設定変更を行うと、ドライバーの画面表示は以下の画面が表示されます。 この状態で印刷を実行します。 |
「双方向印刷」設定で印刷を行った場合、出力する画像の種類や色によってわずかながら横縞(微細なスジ)が入ることがあります。
この横縞も出力画像によって見えることと見えないことがありますが、より高画質な印刷を行う場合には、上記設定のようにプリンタードライバーの双方向印刷のチェックを外して印刷を実施してください。
3.双方向印刷と単方向印刷の違いについて
双方向印刷
双方向印刷とは、プリンターのヘッドが左右に移動する都度印刷を行うことを言います。
これにより印刷速度を速くすることができます。
往来機種では、高画質設定の時はすべて単方向での印刷でしたが、PM-800Cではすべてのモードで双方向印刷できるようにプリンターのドライバーだけではなく、プリンター本体も改良を重ね実現させています。
単方向印刷
単方向印刷とは、プリンターのヘッドが左右に移動する際、往路のみ印刷を行うことを言います。
双方向印刷と比較して印刷速度は遅くなりますが、より高画質な印刷を行うことができます。
往来機種の場合、高画質での印刷ではすべて単方向による印刷を行っていますので、往来機種との印字品質を比較される場合には、PM-800Cも単方向の設定で比較するとその違いをはっきりと見ることができます。