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  FAQ番号:31059
「フォント置き換え機能」を使用する方法<EPSON Advanced Printer Driver 4 シリーズ>
「フォント置き換え機能」の使用条件を教えてください。
 
 
 

「フォント置き換え機能」の設定方法については、こちらを参照してください。

TrueTypeフォントで生成された印刷イメージと、実際に印字されるデバイスフォントの用紙上の位置に違いがあると、文字が重なったり文字間が広くなったりします。
「フォント置き換え機能」を使用した際に、イメージ通りに印刷できない場合には以下の点に注意してください。

サポート対象デバイスフォント

「フォント置き換え機能」は以下のデバイスフォントをサポート対象とします。

  • 固定サイズを持つフォント
    Controlフォント、BarcodeフォントなどのデバイスフォントはいずれのTrueTypeフォントを選んでも印刷結果には影響されません。
  • 等倍サイズのフォント
    FontA11、FontA22など縦/横の倍率が等倍であるフォントはサポート対象とします。
    FontA12、FontA21やJapanese12など、縦横の倍率が異なるデバイスフォントは置き換えすることはできません。

推奨するTrueTypeフォント

プロポーショナルフォント(“MS Pゴシック”など)など固定ピッチではないTrueTypeフォントを使用するとズレが生じ文字が重なったり、文字間が空いたりという印刷結果になる場合があります。
デバイスフォントは固定ピッチなので、置き換え元のTrueTypeフォントも固定ピッチのフォントを使用することで印字位置のズレが生じなくなります。
Windows OSに標準で付属されている固定ピッチTrueTypeフォントは限られているので、下表のTrueTypeフォントを推奨します。

置き換えるTrueTypeフォントの例
(全角/半角両方 ※日本語フォント)
MS ゴシック MS 明朝 MS UI Gothic
置き換えるTrueTypeフォントの例
(半角のみ ※欧文フォント)
Courier New Lucida Console

TrueTypeフォントのサイズ

サポートするアプリケーション環境において、最適なフォントサイズは計算によって求められます。


最適ポイント数 = 小数点以下切り捨て(Z + 1.0)

計算式内のZの値はプリンタードライバーのプロパティから「全般」タブ-「印刷設定」を選んだ後に表示される「フォント」タブを表示することで解ります。


図例:FontA11の場合
9 = 小数点以下切り捨て(8.5 + 1.0)

なお、最適ポイント数は以下の条件で共通です。
・推奨TrueTypeフォント名における欧文、和文フォントにて共通
・サポート対象アプリケーション環境にて共通
また、「フォント」タブに表示されるポイント数は機種毎に異なるため、複数機種をサポートするアプリケーションの場合は、同一のフォント名でポイント数を比較し、一番大きな数値を元に計算をしてください。

サポート対象カスタマディスプレイ

「フォント置き換え機能」はカスタマディスプレイ:DM-D500をサポート対象とします。

DM-D110、DM-D120、DM-D210 では「フォントの置き換え機能」を利用して半角カナを表示できません。
DM-D110、DM-D120、DM-D210 の制御には、.NET Frameworkを使わない開発環境か、 EPSON OPOS ADK(.NET対応版を含む)を使用してください。

EPSON OPOS ADK と EPSON Advanced Printer Driver は同時にインストールできません。
どちらか一方のみの使用となりますので、他のデバイス(TMプリンターなど)もEPSON OPOS ADK で制御することになります。
EPSON OPOS ADK ではTrueType フォントは使用できません。

  1. Microsoft Internet Explorer Ver7.0からの印刷
    Ver7.0から印刷を行うと、1ページ内に収まるように印刷を縮小する仕様になっています。
    そのため、印刷プレビューを表示し、縮小をOFFにしないとフォントのポイント数は最適にはなりません。
    印刷ごとに“縮小して全体を印刷する“から”100%“に変更しなければいけません。
  2. Windowsアプリケーションからの印刷
    ページレイアウトを自動設定する機能(Excelのページ設定で拡大縮小印刷を指定した場合など)はアプリケーションから渡るTrueTypeフォントの大きさが変わってしまうので、最適なポイント数は計算できなくなります。
  3. 印字可能な文字
    True Typeフォントにて使用可能な文字であっても、デバイスフォントがサポートしない文字である場合は、印刷することはできません。
    サポートしている文字は機種によって異なります。
    詳細は機種別の詳細取扱説明書を参照してください。
    例:「髙」(IBM拡張文字)、「鷗」(補助漢字、第三水準) などはTM-T88IIIでは印字できません。
カスタマーディスプレイDM-D110,DM-D120 (ARCX専用),DM-D210,DM-D500
PC一体型プリンターTM-T88V-DT
TMシリーズTM-H5000II,TM-H6000II,TM-H6000III,TM-H6000IV,TM-J2000,TM-J2100,TM-L60II,TM-L90 オートカッターモデル,TM-L90 ピーラーモデル,TM-T20,TM-T285,TM-T70,TM-T88III,TM-T88IV,TM-T88V,TM-T90,TM-T90 KP,TM-U220A,TM-U220B,TM-U220D,TM-U295,TM-U590,TM-U675,TM-U950
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