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  FAQ番号:3109
制限事項<PrintDirector>
 
 
PrintDirectorの制限事項について、以下に記載します。

目次

1. 印刷ログ監視クライアントによるログ取得での制限事項
2. プリンタ監視サーバによるログ取得での制限事項
3. 印刷制限機能の制限事項
4. 印刷費計算機能の制限事項
5. 複数印刷(繰り返し印刷、部数印刷)の制限機能の制限事項

1. 印刷ログ監視クライアントによるログ取得での制限事項

 ・   プリンタによっては片面/両面が正確に判別できないため、ページ数が実際の出力枚数と異なる場合があります。
 ・ プリンタによっては部単位/ページ単位が正確に取得できないことがあります。
 ・ 印刷ジョブに対して印刷中止またはプリントマネージャーから一時停止、キャンセル、削除を行った場合、印刷情報が正確に取得できないことがあります。
 ・ エプソン製プリンタ以外では、用紙サイズ、モノクロ/カラー、解像度、片面/両面などの情報が正確に取得できないものもあります。
 ・ 1 ドキュメントに異なる用紙方向・用紙サイズ・色・解像度を持つことができるアプリケーション(Microsoft Word など)では、出力された用紙方向・用紙サイズ・色・解像度・実印刷枚数が正確に取得できない場合があります(MicrosoftWord では、1 ページのデータを部単位印刷した場合のログは、1 ページとして記録されます)。
 ・ PostScript のドライバを使用して印刷した場合は印刷ログを取得できません。
 ・ 印刷物の加工や割付を行う印刷ツールでは印刷情報が正確に取得できないことがあります。
 ・ エプソン製ページプリンタ以外では、拡大/縮小で用紙サイズと出力用紙サイズが異なる印刷を行った場合、用紙サイズが正しく取得できないことがあります。
 ・ エプソン製ページプリンタ以外では、割付などのレイアウト情報は取得できません。
 ・ 解像度の設定に「はやい/ きれい」以外に「よりきれい」の選択が可能なプリンタで印刷しても「よりきれい」は「きれい」としてログに保存されます。
 ・ プリンタによっては用紙種類に「厚紙(小)/ 厚紙(大)/ 特厚紙」などを選択して印刷しても「厚紙」としてログに保存されます。
 ・ アプリケーションによっては[印刷]ダイアログボックスの「ファイルへ出力」チェックボックスをON にして印刷を行った場合、印刷に使用したプリンタに割り当てられているポート名がログに保存されます。
 ・ MicrosoftWord から「部単位で印刷」をオフにして複数部印刷すると、「実印刷枚数」を正しく取得できません。
 ・ スプールデータ形式を「EMF」に設定し、MicrosoftWord から印刷した場合、「実印刷枚数」を正しく取得できません。
 ・ USB メモリプリントメーカーを使用したときの印刷ログは集計されません。
 ・ プリンタの電源が切れたまま印刷をして、コンピュータのスプーラにジョブを残こしたままにしておくと、次回コンピュータ起動時にジョブが再試行されるため、ログが二重に取得されることがあります。
 ・ 印刷時にプリンタではなくファイルに出力したログも取得されます。
   

2. プリンタ監視サーバによるログ取得での制限事項

プリンタ監視サーバで印刷ログを取得する場合、以下のような制限があります。
   
 ・   プリンタ監視サーバで監視できるプリンタはTCP/IP 接続されたエプソン製のジョブMIB 対応プリンタのみです。
 ・ 印刷アプリケーション名、プリンタプロセッサ名、データタイプ、印刷精度、用紙方向、割付枚数、部単位印刷は取得できません。
 ・ 印刷中や印刷終了後1分以内にプリンタの電源を切ったり、リセットを行うと印刷枚数や用紙種別などの情報が正確に取得できないことがあります。
 ・ 使用するプリンタドライバによっては、ユーザー名やコンピュータ名が取得できないことがあります。この場合はユーザー名「unknown」として扱われます。
 ・ 一つの印刷ジョブにおいて、片面印刷と両面印刷が混在した場合は両面印刷、モノクロ印刷とカラー印刷が混在した場合はカラー印刷として扱われます。
 ・ 印刷開始時刻や印刷終了時刻はプリンタ監視サーバをインストールしたコンピュータの時刻をもとに計算されます。
プリンタ監視サーバをインストールしたコンピュータの時刻を正しく設定してください。
 ・ クライアントで監視していたプリンタをプリンタ監視サーバでの監視に切り替えたとき、プリンタ側に記録が残っている印刷情報は二重に登録されることがあります。回避するためには監視を切り替える前にプリンタの電源を入れ直してください。
 ・ PostScript で印刷した場合、ユーザー名、コンピュータ名、OS 名などの情報は取得できません
 ・ WindowsXP で印刷したとき、OS が「Win2K」と記録されることがあります。
 ・ NetBEUI 接続プリンタへ印刷した場合、ドキュメント名など一部の情報が取得できないことがあります。
 ・ 1 ドキュメントに異なる用紙方向・用紙サイズ・色・解像度を持つことができるアプリケーション(MicrosoftWord など)では、出力された用紙方向・用紙サイズ・色・実印刷枚数が正確に取得できない場合があります。
 ・ プリンタにUSB メモリ(USB フラッシュメモリなどのデバイス)から直接印刷をしたときのコンピュータ名は"UnknownHost"、ユーザー名はUSB メモリの製造番号になります(ログインユーザーID にはなりません)。
 ・ プリンタにUSB メモリからの直接印刷機能で、インデックス印刷、JPEG、TIFF、PDF ファイルの印刷をしたときのOS 名、プリンタドライバ名、プリンタ名は"Unknown" になります。
   

 

3. 印刷制限機能の制限事項

 ・   プリントサーバに印刷ログ監視クライアントをインストールした時には、クライアント側でプリンタをLocalPort に割り当てていると、プリントサーバ上でログが取得できないため印刷制限を行うことはできません。プリンタをLocalPortに割り当てているクライアントについては、各クライアント毎に印刷ログ監視クライアントをインストールしてください。
 ・ 印刷ログ監視クライアントから印刷ログ取得サーバへの印刷可否判定の問い合わせに対する応答が、印刷ログ取得サーバから送られてこない時(印刷ログ取得サーバがダウンしているなど)には無条件で印刷を許可します(ただし出力までに時間がかかります)。
 ・ スキャナとプリンタを組み合わせた、コピーシステムで発生するコピーのジョブに対しては、印刷制限機能を使用することはできません。
 ・ USB メモリプリントメーカーで作成した印刷データは、実際にプリンタで印刷をしなくても、制限情報(枚数カウントや上限判定)の対象になります。
 ・ プリンタにUSB メモリから直接印刷をするときは、印刷制限機能を使用できません。
   

4. 印刷費計算機能の制限事項

 ・   印刷費設定の確認は管理者だけが実行できます。
 ・ 1 台のPrintDirector本体で複数の通貨単位を用いて印刷費を計算することはできません。
 ・ 初期値となる印刷費の単価設定(「レポート」-「集計」-「印刷単価設定」)をしないと印刷費計算機能は使用できません。
 ・ 正確な金額を集計するために、小数点以下の桁数を確認し、設定してください(初期値では小数点以下2 桁で計算)。
   

5. 複数印刷(繰り返し印刷、部数印刷)の制限機能の制限事項

 ・   部数印刷制限が動作する機種は限定されます。
対象機種については、こちらでご確認ください(ESC/PageS Printing System 機は対象外)。
また、以下のすべてに該当する場合のみ機能します。
 ・ 搭載メモリが128MB 以上
 ・ スプールデータ形式がRAW
 ・ プリンタプロパティの[詳細設定]タブのスプール設定が、[プリンタに直接印刷データを送る]以外の設定
 ・ プリンタ印刷設定の[環境設定]タブ- ドライバ[拡張設定]の[アプリケーショの部単位印刷を優先]にチェックが付いている
 ・ あるデータを2 部以上印刷した場合に、1 つの印刷ジョブとならずに2 つ以上の印刷ジョブとなるアプリケーション(Microsoft Excel など)では、繰り返し印刷を拒否する設定にすると繰り返し印刷、部数印刷(2 部目以降)ともに拒否されます。
 ・ 部数印刷制限を有効にした場合、接続形態がMSNetwork 共有などのnet use コマンドで割り当てたローカルポートへ、印刷ができなくなります。
 ・ 部数分の印刷データを作成する、以下のようなアプリケーションでは機能しません。
・Outlook で[部単位で印刷する]にチェックを付けて、部数印刷
   
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