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最終更新日 2022/01/20 |
FAQ番号:31192 |
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カスタマーディスプレイのマーキー(スクロール)表示の方法<EPSON OPOS ADK OLE版 シリーズ>
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カスタマーディスプレイに文字をスクロール表示する方法を教えてください。
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マーキースクロールとは、電光掲示板のようにメッセージを繰り返し流す場合に有効な機能です。
マーキースクロールを行うには OPOS.LineDisplay オブジェクトの CreateWindow メソッドにて表示領域を作成します。
その後、MarqueeFormat/MarqueeType などのマーキー表示用プロパティーの設定をおこない、DisplayText メソッドで表示したい文字列を送信するとマーキー表示をおこなうことができます。
マーキースクロールには、「プレース(Place)型」と「ウォーク(Walk)型」の2種類のスクロール方法があります。
どちらのマーキースクロール型に従ってスクロールされるかは、MarqueeFormat プロパティによって決定します。
表示画面の右下にて、ウォーク型によるマーキースクロールを表示する場合は次のようになります。
Visual Basic 6.0 のコード例
With OPOSLineDisplay1
' 表示開始位置(x,y)、表示エリア(dx,dy)、データ格納エリア(dhx,dhy)の設定
.CreateWindow 1, 10, 1, 10, 1, 20
' マーキー(スクロール)表示のパラメーター値の設定
.MarqueeFormat = DISP_MF_WALK 'マーキースクロールの型指定
.MarqueeType = DISP_MT_INIT 'マーキースクロールの初期化
.MarqueeRepeatWait = 1000 '繰り返す際の待ち時間(ミリ秒単位)
.MarqueeUnitWait = 100 'マーキースクロールの表示遅延時間
' マーキー(スクロール)表示データの開始
.DisplayText "Now on Sale! 50%-20% OFF!", DISP_DT_NORMAL
.MarqueeType = DISP_MT_LEFT
MsgBox "OKを押すと終了します。"
' マーキー(スクロール)表示のパラメーター
.MarqueeType = DISP_MT_INIT 'マーキースクロールの初期化(マーキー停止)
.DestroyWindow
End With
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上記コード例の表示結果とは異なりますが、ウォーク型で左方向にマーキースクロールを行った場合、図Aのように表示が流れます。
図A
プレース型の表示を行う場合は、MarqueeFormat プロパティに DisplayMarqueeFormat.Place を与えるだけです。
プレース型で左方向にマーキースクロールを行った場合は、図Bのように流れます。
図B
マーキースクロールは、左右へのスクロールだけでなく上下へ流すことも出来ます。
各スクロールの動作や定義方法については、OPOS技術協議会が発行している「Application Programmer's Guide日本語版(APG)」に詳細が記載されていますので、そちらを参照してください。
OPOS技術協議会発行のApplication Programmer's Guide日本語版(APG)はこちら
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