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回転印刷をしたい場合は、OPOS.POSPrinterオブジェクトの RotatePrint メソッドを実行します。
RotatePrint メソッドは渡される引数によって動作が異なります。
- PTR_RP_RIGHT90 = 右に90度回転（時計回りに）印刷の開始
- PTR_RP_LEFT90 = 左に90度回転（時計と反対回りに）印刷の開始
- PTR_RP_ROTATE180 = 180度回転（倒立）印刷の開始
- PTR_RP_BARCODE = 回転バーコード印刷の開始。上三つと同時に指定可能
- PTR_RP_BITMAP = 回転ビットマップ印刷の開始。上三つと同時に指定可能
- PTR_RP_NORMAL = 回転印刷の終了
文字を左90度に回転印刷する場合は、以下の通りになります。
Visual Basic 6.0のコード例
With OPOSPOSPrinter1
.RotatePrint PTR_S_RECEIPT, PTR_RP_LEFT90
.PrintNormal PTR_S_RECEIPT,“印刷したい文字”
.RotatePrint PTR_S_RECEIPT, PTR_RP_NORMAL
End With
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仕組みとしては、RotatePrint メソッドで PTR_RP_RIGHT90 / PTR_RP_LEFT90 / PTR_RP_ROTATE180 を送信することで回転印刷モードになります。
その後に RotatePrint メソッドで PTR_RP_NORMAL を送信することで、それまで溜められた印刷データは回転印刷することになります。
上の文字を回転印刷する例に、画像とバーコードを加えると以下の通りになります。
Visual Basic 6.0のコード例
BcData = "4902720005074"
With OPOSPOSPrinter1
.RotatePrint PTR_S_RECEIPT, PTR_RP_LEFT90 _
+ PTR_RP_BITMAP _
+ PTR_RP_BARCODE
.PrintBitmap PTR_S_RECEIPT, App.Path + "\Logo.bmp", _
.RecLineWidth / 5, PTR_BM_CENTER
.PrintNormal PTR_S_RECEIPT,“印刷したい文字”
.PrintBarCode PTR_S_RECEIPT, BcData, PTR_BCS_JAN13, _
500, .RecLineWidth / 2, _
PTR_BC_CENTER, PTR_BC_TEXT_BELOW
.RotatePrint PTR_S_RECEIPT, PTR_RP_NORMAL
End With
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回転印刷には以下の注意点があります。
- ドットインパクト ステーションの場合は、RecLineChars を変更しても印字可能桁数は変わりません。
- 印刷可能領域は「元の用紙幅が高さ、ページモード領域の最大長が幅」になります。
| モバイルプリンター |
TM-P20,TM-P60II |
| PC一体型プリンター |
TM-T70II-DT,TM-T88V-DT |
| TMシリーズ |
TM-C100,TM-H5000II,TM-H6000II,TM-H6000III,TM-H6000IV,TM-J2000,TM-J2100,TM-L60II,TM-L90 オートカッターモデル,TM-L90 ピーラーモデル,TM-T20,TM-T20II,TM-T70,TM-T70II,TM-T88III,TM-T88IIIX (ARCX搭載),TM-T88IV,TM-T88V,TM-T90,TM-T90 KP,TM-T90II,TM-U220A,TM-U220B,TM-U220D,TM-U295,TM-U375,TM-U590,TM-U675,TM-U950 |
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