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  FAQ番号:33112
GPS測位方法
 
 

本製品では、本体に内蔵されたGPSセンサーとストライドセンサー※により、
距離、ペース、経過時間、標高、消費カロリーなどが計測できます。
計測前には、GPS測位を行い、計測に使用するGPS衛星を特定します。

 ※ストライドセンサーは、SF-710/SF-510 のみ対応
 

 

2-1. 通常のGPS測位手順
2-2. GPS測位スキップモード
2-3. インドアモード(SF-710/SF-510のみ)
  1. 本体での計測方式について
  2. GPS測位手順 
  3. より精度良く計測するために
  4. ストライドセンサーにストライドを学習させる(SF-710/SF-510 のみ)

 

1.本体での計測方式について


本体はGPS衛星からの信号を受信して距離とペースを計測します。
精度良く計測をするには、GPS衛星からの信号を受信しやすい以下の条件で使用してください。
  • 屋外の頭上が開けた場所
  • 腕に装着し、画面を上にする

 

屋内、および以下のような場所ではGPS衛星からの信号を受信できません。

受信できない場所

  • 室内やビルの中、地下
  • トンネルの中
  • 水の中

受信しにくい場所

  • 工事現場、交通量が多く電波障害がある場所
  • 高圧線やテレビ塔、電車の架線の近く、高層ビル街
  • 水の上

2.GPS測位手順


 

2-1.通常のGPS測位手順

 

必ず、屋外の頭上が開けた場所で行い、測位中はできるだけ本体を動かさないでください。

 

 
使用するボタン

 

(1) 屋外の頭上が開けた場所に移動します。

(2) GPS測位をします。【C】ボタンを押してください。GPS測位が始まります。


 

GPS測位が完了すると、測位完了画面が点滅した後、計測画面になり、計測ができます。
計測画面の最下部には、GPS衛星の信号を受信していることを示す『』が、点灯します。


 

通常は2 分以内でGPS測位を完了します。
2分以上GPS測位が完了せず、[測位失敗]となる場合は、異なる場所で実行することをおすすめします。

 

 

 

2-2.GPS測位スキップモード

すぐに計測を開始したいときや、GPS測位に時間がかかるときなどは、
GPS測位中に[スキップ]を【A】ボタンで決定してください。
すぐに計測画面になります。

 

GPS測位は計測中に継続され、測位中の計測画面の最下部には、
GPS衛星の信号を受信していることを示す『』が、点滅します。
GPS測位が完了すると、『』が点灯して、位置情報が記録され始めます。

 

 

GPS測位が完了するまでの移動ルートは記録されません。

 

 

2-3.インドアモード(SF-710/SF-510のみ)

屋内などでGPS測位ができないときは、GPS測位をせずに計測する機能があります。
時計画面で【C】ボタンを長押しするか、GPS測位が失敗したときの画面で、
[インドア]を【A】ボタンで決定してください。
すぐに計測画面になります。

 

方法1 時計画面で【C】ボタンを長押し


方法2 GPS測位失敗画面で[インドア]を決定

インドアモードでは、GPS測位を行わないため、
計測画面には、GPS衛星の信号を受信していることを示す『』が、点灯しません。

 

 

インドアモードでは、移動ルートは記録されません。
また、インドアモードでは、以下の項目は計測できません。

  • 標高(Alt.)
  • 累積上昇高度(Tot.Asc.)
  • 累積下降高度(Tot.Des.)
  • 勾配(Grade)
  • 緯度/経度(LAT/LONG)

 

 

 

 

3.より精度良く計測するために

以下の場合には、GPS測位完了後の計測画面で15分以上、
屋外の頭上が開けた場所に置いてから使用してください。より精度良く計測ができます。

  • ご購入後初めて使用するとき
  • 数ヶ月間使用しなかったとき

この準備は、2回目以降の計測時には必要ありません。

本製品は準天頂衛星みちびきに対応しています。
準天頂衛星システムは、「準天頂軌道」と言う日本のほぼ天頂(真上)を通る軌道を持つ衛星システムで、
現在運用中のGPS信号とほぼ同一の測位信号を送信することで、
日本国内の山間部や都心部の高層ビル街などでも、測位できる場所や時間を広げることができます。

4.ストライドセンサーにストライドを学習させる(SF-710/SF-510 のみ)

本製品は、実速度と体振動周波数から歩幅を自動学習するストライドアルゴリズムを採用した、
ストライドセンサーを内蔵しています。トンネル内などのGPS衛星から信号が受信できない場所でも、
高い精度で走行距離とラップを算出し、ピッチやストライドも計測できます。

ストライドセンサーの学習
初めて使用するときは、以下の条件で走行し、ストライドセンサーにストライドを学習させてください。

場所 / 時間
GPS測位ができる以下の場所で、各時間を走行または歩行してください。

  • 屋外の頭上が開けた場所の場合:約10分
  • ビル街の場合:約30分

計測
クロノグラフ機能を使って計測してください。

 
  • この準備は、2回目以降の計測時には必要ありません。
    ただし、本体を初期化すると、ストライドの学習も初期化されます。初期化した場合は再度ストライドの学習を行ってください。
  • ウォーキングを中心に使用する場合は、[計測設定]メニューの[種目]を[ウォーク]にして学習させてください。
  • 本製品のストライドセンサーは、ランニング/ウォーキング用です。自転車などのバイクモードには対応しておりません。
    バイクモードでのストライドやピッチの計測表示には「-」が表示されます。
  • 学習時と異なる運動をすると、計測誤差が大きくなることがあります。
WristableGPS SF-310,SF-510,SF-710
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