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四辺フチなし印刷で余白が発生する、四辺フチあり印刷で余白の幅が異なる現象が発生している場合は、以下の項目をご確認ください。
四辺フチなし印刷で余白が発生する場合 | 四辺フチあり印刷で余白の幅が異なる場合 |
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- 印刷設定の確認
- 用紙の確認
- 用紙のセット方法
- 用紙経路のクリーニング
- プリンターの設置場所
- プリンター内部の確認
1.印刷設定の確認
アプリケーション側で設定した用紙サイズと、プリンタードライバーで設定した用紙サイズが合致しているかをご確認ください。
また、用紙種類の設定につきましても、実際に印刷する用紙と合致しているかをご確認ください。
なお、プリンター単体での印刷の場合は、本体で設定している用紙サイズ・用紙種類の設定が、実際にセットしている用紙と合致しているかをご確認ください。
2.用紙の確認
エプソン製の用紙をご利用の場合には、ご使用のプリンターに対応した用紙を使用しているかを確認してください。
対応していない用紙を使用すると給紙が正常に行われない場合があり、印刷結果に影響を及ぼします。
なお、エプソン製以外の市販用紙をご利用の場合には、規定範囲内で用紙の縦と横の長さが弊社純正用紙と同一サイズのものをご使用ください。
※ | ご使用のプリンターで使用可能な用紙については、操作ガイド・ユーザーズガイドをご参照ください。 |
※ | 仕様の範囲内の用紙であっても、用紙の状態に問題があると、給紙が正常に行われない場合がありますのでご注意ください。 |
- 四辺フチなし印刷で使用できる用紙サイズ、用紙種類につきましては、こちらをご参照ください。
- 使用できない用紙につきましては、こちらをご参照ください。
3.用紙のセット方法
用紙が正しくセットされていないと、用紙が傾いた状態で給紙される場合があり、印刷結果に影響を及ぼします。
今一度、用紙のセット方法をご確認ください。
用紙の準備
使用する用紙によっては、プリンターにセットする前に用紙の準備が必要になります。
正しい準備を行わずにセットすると、正常に給紙されない場合があります。
また、一度にセット可能な枚数を超えて用紙をセットした場合、正常に給紙されない場合もありますのでご注意ください。
※ | 用紙の準備やセット可能枚数の詳細については、同梱の「操作ガイド」をご参照ください。 |
給紙補助シートについて
エプソン製専用紙の種類によっては、オートシートフィーダーにセットした最後の1枚を正常に給紙するために給紙補助シートもしくは、同じサイズの普通紙が必要な場合があります。
給紙補助シートが必要かどうかは、同梱の「操作ガイド」をご参照ください。
※ | 給紙補助シートはエプソン製専用紙に同梱されています。 |
用紙のセット方法
用紙が正しくセットされているか確認します。
(2) | 用紙は印刷する面を手前にして、左端に沿って縦長にセットします。 横長にセットすると正常に印刷できません。 |
- 用紙の取り扱い上の注意については、用紙の取扱説明書をご確認ください。
- 用紙の上下を区別する必要があるときは、用紙の上端を下に向けてセットしてください。
以上で、用紙のセットは完了です。
4.用紙経路のクリーニング
一部のプリント紙などの用紙によっては、表面に粉をまぶしてあり、これらの用紙を使用した場合、給紙ローラーに粉が付着して、正常に給紙されず印刷に影響を与えている可能性もあります。
印刷用紙が正しく給紙されないときは、クリーニング用の用紙でプリンターの用紙経路をクリーニングしてください。クリーニングシートの粘着面によって、プリンター内部の紙粉などが取り除かれます。
プリンター内部はティッシュペーパーなどで拭かないでください。繊維くずなどでプリントヘッドが目詰まりすることがあります。
PX/PM用クリーニングシートは、エプソンの直販サイト「エプソンダイレクトショップ」で購入することができます。
製品名 | : | PX/PM用クリーニングシート | 製品型番 | : | KL3CLS |
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(2) | クリーニングシートから茶色の保護シートをはがします。※ | 茶色の保護シートの下は粘着テープになっています。 手で触れたり、ほかのものに付かないようにご注意ください。 |
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(4) | クリーニングシートのコーナーカット(切り欠け部)を右下(粘着面を下)にして、プリンターの左端に沿ってセットしてください。 |
(6) | プリンターのホーム画面から、ボタンで[セットアップ]を選択して[OK]ボタンを押します。 |
| ※ | ホーム画面が表示されていない場合は、ボタンを押して、ホーム画面を表示します。 |
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(7) | ボタンで[プリンターのお手入れ]を選択して[OK]ボタンを押します。 |
(8) | ボタンで[用紙経路のクリーニング]を選択して[OK]ボタンを押します。 |
(9) | 以降は、プリンターの画面の指示に従って通紙します。※ | (4)~(9)の手順を2、3回繰り返してください。 |
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クリーニングシートは、3回程度の通紙で効果がなくなります。
以上で、クリーニングは完了です。
5.プリンターの設置場所
プリンターの設置場所をご確認ください。
プリンターを設置する際は、次のような場所に設置してください。
水平で安定した場所
設置状態に問題があると、通常プリンターの底面全体にバランス良くかかる重さが底面中央部に集中し、その重みによって底面が上に押され、用紙の給紙経路を圧迫して、給紙が正常に行われなかったり、印字汚れや紙詰まりを起こす原因になる場合があります。
以下の良い設置例のような場所にプリンターを置いて印刷を行ってください。
| | | - プリンターの幅よりも広く水平で安定した場所
- プリンター底面のゴム製の脚がすべて接地できる場所
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| | | | | - 設置面が水平ではない
- 設置場所とプリンターの間に何かものが挟まっている
- プリンター底面のゴム製の脚が台からはみ出している
- プリンター底面のゴム製の脚が浮いている
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プリンター底面のゴム製の脚(ゴム脚)について
プリンターの底面にはプリンターを支えるゴム脚が付いています。
すべてのゴム脚が水平に接地するようにプリンターを設置してください。
また、一見すると水平に見える場所でも、実際には設置面が歪んでいたり、水平ではない場合があります。
設置面に定規などを当てて水平な場所であること、すべてのゴム脚が正しく接地していることをご確認の上、プリンターを設置してください。
6.プリンター内部の確認
印刷時の紙つまりで取り除ききれなかった用紙の切れ端が内部に残っていたり、給紙口から小さな異物が誤って入ってしまい、給紙が正常に行われない場合も考えられます。
プリンター本体の電源を「オフ」にし、給紙口やプリンター内部に用紙の切れ端が残ってないか、異物などが混入していないかを確認し、取り出せる範囲のものについては取り除き、再度印刷をお試しください。
紙片や異物などがどうしても取れない場合は、プリンターを分解したりせずに、お買い求めいただいた販売店または、エプソンの修理窓口へご相談ください。
※ | 修理窓口では、お客様のご指定の場所へ製品を引き取りに伺い、修理完了後にお届けする、引取修理サービス(ドアtoドアサービス)のご利用をお勧めしています。 なお、すでに修理対応期間が終了している機種もありますので、修理対象機種・料金一覧にてご確認の上ご利用ください。 |
- 修理対象機種・料金一覧は、こちらをご参照ください。
- 引取修理サービス(ドアtoドアサービス)の詳細は、こちらをご参照ください。
- そのほかの修理サービスについては、こちらをご参照ください。
- 修理に出す際の梱包方法はこちらをご参照ください。
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※ | 無理に取り除いたりしますと、思わぬけがや故障を招くおそれがありますので、ご遠慮ください。 |