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  FAQ番号:35861
アドレス帳ファイルを機器のアドレス帳に取り込む方法
 
 

アドレス帳ファイルを本体のアドレス帳に取り込む方法

アドレス帳ファイルを読み込んで、本体のアドレス帳に取り込むことができます。
読み込めるアドレス帳ファイルは、指定のフォーマットになりますので、
下記の手順で指定フォーマットのアドレス帳ファイルを作成してから、本体のアドレス帳に取り込みます。

【手順1】 アドレス帳ファイルから、指定フォーマットのアドレス帳ファイル(SYLK)を作成する。
【手順2】 ツールを使って指定フォーマットのアドレス帳ファイルをインポート&本体に送信する。

1.お客様のアドレス帳ファイルから、指定フォーマットのアドレス帳を作成

指定フォーマットのアドレス帳ファイルの作成は、表計算アプリ(エクセルなど)を使って、
「お客様のアドレス帳ファイル」と「本体の空アドレス帳ファイル(.SYLK)」を開き、
宛先情報のコピー&ペースト、必要項目の編集を行います。

  • 仕様の文字数を超えていたり、必要項目の編集が正しく行われていないと、
    ツールでのインポート時の検証でエラーになり、本体のアドレス帳への登録宛先から削除されます。
    エラーで削除された宛先は、ツールのエラー情報・詳細で確認できます。
  • 使用するツールは最新版を使用してください。
    Epson NetConfig v4.7.3、Epson Device Admin v3.1 より前のバージョンでは、下記の編集も行わないと
    インポートでエラーになります。

    ・ファクスアドレスの場合:GroupIndex~GroupIndex4列の「-」を消す。FaxSpeed列に「0」に編集。
    ・メールアドレスの場合: GroupIndex~GroupIndex4列の「-」を消す。

1-1.エクセル等を利用して、お客様のアドレス帳ファイルを開く

A. お客様のアドレス帳ファイルが「SYLKフォーマット」の場合
B. お客様アドレス帳ファイルが「CSVフォーマット」の場合

A.お客様のアドレス帳ファイルが「SYLKフォーマット」の場合

SYLKフォーマット(.slk)の場合は、エクセル等で直接ファイルを開いて、
シート全体を選択、「セルの書式設定」で「文字列」を選択します。

B.お客様アドレス帳ファイルが「CSVフォーマット」の場合

CSVフォーマット(.csv)の場合は、エクセル等で直接開くと電話番号の先頭の「0」が消えてしまったりするため、
「テキストデータの取り込み」にて開きます。
※CSVファイルをダブルクリックして開かないでください。

(1) エクセルを起動して、 [データ]フォルダーの「外部データの取り込み」「テキストファイル」を選択、
CSVファイルを選択して開く。

(2) テキストファイルウィザードが開くので、「カンマやタブなどの~」を選択して、[次へ]をクリック。

(3) 「区切り文字」=「タブ」「カンマ」を選択して、[次へ]をクリック。

(4) 「宛先(電話番号)」の列を選択し、「列のデータ形式」=「文字列」を選択して、[完了]をクリック。

(5) 貼り付け場所を確認して、[OK]をクリック。

(6) 取り込み完了。

1-2.エクセル等を利用して、本体の空アドレス帳ファイルを開く

エクセル等で直接ファイルを開き、シート全体を選択して、「セルの書式設定」で「文字列」を選択する。

1-3.エクセル等を利用して、指定フォーマットに編集する(宛先情報のコピー&ペースト、項目編集)

1-3-1.宛先情報のコピー&ペースト

(1) お客様のアドレス帳ファイルにて、「名前」「ふりがな(検索名)」「宛先(電話番号/メールアドレス)」の
順であることを確認して、登録したい宛先の範囲を指定し「コピー」を選択(異なる場合は、列の順序を入れ替える)。

(2) 本体の空アドレス帳ファイル(.slk)にて、任意の番号の番号(Number)のName列に貼り付ける。

  • 電話番号の中の「-」は、本体が発信時には「ポーズ」として動作します。電話番号の区切りとして
    「-」を使っている場合は削除するか、「スペース」に置き換えてください。
  • エクセルの場合:編集する列を指定して、Ctrl+H にて[検索と置換]画面を表示し、[置換]タブにて
    「検索する文字列」に「-」、「置換後の文字列」に「空白のまま」または「半角スペース」で置換する。

1-3-2.宛先情報の項目編集

(1) ファクス番号の場合:  Type列=「2」に編集する。

(2) メールアドレスの場合: Type列=0に編集する。

1-3-3.ファイルの保存

「上書き保存」または「名前を付けて保存」にて保存すると、「この形式で保存しますか?」の画面が
表示されるので、「はい]をクリックして「このまま保存する」を選択する。

ファイルを閉じる際にも同様に画面が表示されるので、下記を選択する。
  「変更を保存しますか?」   [保存]
  「この形式で保存しますか?」   [はい]

2.ツールを使って指定フォーマットのアドレス帳ファイルをインポート&本体に送信

ツール( EpsonNet Config v4.9.2~ または、Device Admin v3.0.0~)を使用し、指定のフォーマットのアドレス帳ファイルを読み込み(インポート)して、アドレス帳の内容を確認後に、本体のアドレス帳に登録(送信)します。

  • Epson NetConfig v4.7.3、Epson Device Admin v3.1 より前のバージョンでは、
    下記の編集も行わないとインポートでエラーになります。

    ・ファクスアドレスの場合:GroupIndex~GroupIndex4列の「-」を消す。FaxSpeed列を「0」に編集。
    ・メールアドレスの場合: GroupIndex~GroupIndex4列の「-」を消す。
  • アドレス帳の「セキュリティ項目を除いた項目(テキストSLKファイル)」でのインポート/エクスポート対応は、
    NetConfigでは、PX-M7070FXまでで、下記機種以降はサポートされません。
    下記機種以降の機種では、Dvice Admin を使用してください。
NetConfigではサポートされない機種
LX-10000F/7000F、PX-M781F/PX-M780F/PX-M680F/PX-M5081F/PX-M5080F以降

2-1.ツールを使って指定フォーマットのアドレス帳ファイルをインポート&本体に送信
(EpsonNet Configでの例)

(1) 「EpsonNet Config」を起動して検索、見つかったデバイスを右クリックして、[設定開始]を選択。

(2) 本体の「管理者パスワード」を入力して[OK]をクリック。

(3) 「デバイスのプロパティー」が表示されるので、左側のメニューツリーから 「アドレス帳」を選択して、「インポート」の[参照]をクリック。

(4) 「ファイル名」のフィルターを [SYLKファイル(*.sylk)] に変えて、指定フォーマットにしたアドレス帳ファイルを選択して、[開く]をクリック。

(5) [インポート]をクリック。

(6) [OK]をクリック。

(7) 検証終了。
  エラーがあると、「エラー情報」にエラー内容が表示されますので、[詳細]をクリックして内容を確認します。
  問題が無いようなら[インポート]をクリック。

(8) インポートの完了。[OK]をクリック。

(9) 「アドレス帳の編集」にて、内容の再確認、編集ができます。
  問題が無いようなら[送信]をクリックすると、本体のアドレス帳への登録を開始します。

(10) 確認画面の表示。[OK]をクリック。

(11) 本体へのアドレス帳の登録完了。[OK]をクリック。

2-2.アドレス帳ファイルの保存(EpsonNet Configでの例)

アドレス帳ファイルをエクスポートして、ファイル保存できます。

A. アドレス帳ファイルの保存(セキュリティ項目を除く項目)
B. アドレス帳ファイルの保存(全ての項目)

ポイント

  • セキュリティ項目を除く項目

    「エクスポート」-「エクスポートする項目」にて、「セキュリティー情報を除く項目」を選択すると、
    テキストファイルフォーマット(SYLK)でファイル保存できます。
    ファイル編集が可能で、お客様のアドレス帳とマージ編集できますが、フォルダー宛先のパスワードは保存されません。
  • 全ての項目

    「エクスポート」-「エクスポートする項目」にて、「全ての項目」を選択すると、
    バイナリーファイルフォーマット(.ene)でファイル保存できます。
    パスワード保護され、フォルダー宛先のパスワード情報も保存されますが、ファイル編集は不可でアドレス帳とマージ編集したりすることはできません。

A.アドレス帳ファイルの保存(セキュリティ項目を除く項目)

(1) 「エクスポートする項目」で「セキュリティ情報を除く項目」を選択し、[エクスポート]をクリック。

(2) 所定の場所を指定し、任意の名前を入力して、[保存]をクリック。

(3) 「エクスポートが完了しました。」のメッセージが表示されます。

  • 変換処理には数秒~数十秒かかります。
  • ファイルが作成されていても、「エクスポートが完了しました。」の画面が表示されるまでは、
    アドレス帳ファイルの移動、コピーはしないでください。

B.アドレス帳ファイルの保存(全ての項目)

(1) 「エクスポートする項目」で「全ての項目」が選択されていることを確認し、「パスワード」の[設定]をクリック。

(2) パスワードを入力して、[OK]をクリック。

(3) [エクスポート]をクリック。

(4) 所定の場所を指定し、任意の名前を入力して、[保存]をクリック。

(5) 「エクスポートが完了しました。」のメッセージが表示されら、[OK]をクリック。

  • 変換処理には数秒~数十秒かかります。
  • ファイルが作成されていても、「エクスポートが完了しました。」の画面が表示されるまでは、
    アドレス帳ファイルの移動、コピーはしないでください。

SYLKファイルのダウンロード

内容(アドレス帳60件機用) ダウンロードする
ファイル名 ページ数 ファイルサイズ 35861_adrsbook_60.zip
adrsbook_60.slk 1ページ 48KB
内容(アドレス帳100件機用) ダウンロードする
ファイル名 ページ数 ファイルサイズ 35861_adrsbook_100.zip
adrsbook_100.slk 1ページ 76KB
内容(アドレス帳200件機用) ダウンロードする
ファイル名 ページ数 ファイルサイズ adrsbook_200.slk(ZIPファイル)
adrsbook_200.slk 1ページ 144KB
内容(アドレス帳2000件機) ダウンロードする
ファイル名 ページ数 ファイルサイズ adrsbook_2000.slk(ZIPファイル)
adrsbook_2000.slk 1ページ 1.72MB
slkファイルのダウンロード方法
Windows リンクを「右クリック」して、「対象をファイルに保存」を選択
Macintosh リンクを「Ctrlキー+クリック」して、「リンク先のファイルをダウンロード」を選択
インクジェット複合機 LX-10000F,LX-7000F,PX-M7050FX,PX-M7070FX,PX-M840FX,PX-M7050F,PX-M7050FP,PX-M5081F,PX-M5080F,PX-M5041F,PX-M5040F,
PX-M860F,PX-M840F,PX-M781F,PX-M780F,PX-M741F,PX-M740F,PX-M680F,PX-M650F,PX-M350F,EW-M660FT,EW-M670FT,EW-M5071FT
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