-
-
Mac OS 10.12~10.14環境をご利用の場合、OS側の仕様が起因してSafari Ver10.1以降から印刷を行う際の制限事項が発生します。
対象となる範囲は以下のとおりです。
※Mac OS 10.15以降の環境では、以下の制限事項はございません。
カラリオプリンター |
ビジネスプリンター |
プロセレクション |
大判インクジェットプリンター |
エコタンク搭載モデル |
スマートチャージ |
リモートプリントドライバー |
Epson Print Admin |
※ |
各製品群のPostScriptドライバーは対象外です。 |
|
- 現在判明しているMac OS 10.12~10.14環境のSafari Ver10.1以降の主な制限事項
- Mac OS 10.12~10.14環境のSafari Ver10.1以降で印刷結果がおかしくなる場合の回避方法
現在判明しているMac OS 10.12~10.14環境のSafari Ver10.1以降の主な制限事項
弊社としては、下記の制限事項がございますため、Mac OS 10.12~10.14環境をご利用の場合、Safari Ver10.1以降からの印刷はお勧めいたしません。
しかしながら、Safari Ver10.1以降から印刷を行う場合は「プリンタの機能」で印刷時の設定を行ってください。
なお、印刷結果がおかしくなるという場合は、こちらをご参照ください。
使用できない機能
- プリント画面で、下図のプリンターの用紙設定ダイアログを開くリンクボタンが使用できません。
そのため印刷を行う際は、プリンター本体の用紙設定とプリンタードライバー画面の用紙設定が一致しているか印刷前にご確認ください。
- PX-M7070FXなどに搭載されている「ファイリングしやすい方向に排紙する」機能は使用できません。
- 文字/数字のキーボード入力操作が行えないため、これに関連した機能(例:カラーオプションの色補正の数値入力など)は使用できません。
印刷時に注意が必要な機能
従来のSafariでは、プリンタードライバー側で1か所の設定を変更すると連動して関連項目の選択肢が変更されましたが、Mac OS 10.12~10.14環境のSafari Ver10.1以降ではこの機能が使用できなくなります。
プリンタードライバー設定の連動動作の例
従来のSafariや他のアプリケーションでは、下図のように用紙種類として「EPSON写真用紙クリスピア」を選択すると印刷品質の選択肢が「標準」と「最高画質」に切り替わり、「普通紙」を選択すると自動的に印刷品質の選択肢が、「はやい」、「標準」、「きれい」に切り替わります。
Mac OS 10.12~10.14環境のSafari Ver10.1以降では、上記のような印刷設定の連動動作が機能しません。
そのため、従来は選択できなかった印刷設定の組み合わせで印刷を実行できてしまうことから、印刷設定を行う際に注意が必要な機能が多数あります。
影響する機能の代表的な例としては下記があり、設定内容の組み合わせによっては、ご希望通りの画質や印刷結果にならないことがあります。
プリンタードライバーの異常表示
プリンタードライバーに、
「バンドル“PDECPlugin01”は、壊れているか必要なリソースがないため読み込めませんでした。」
という異常表示がされることがあります。
Mac OS 10.12~10.14環境のSafari Ver10.1以降で印刷結果がおかしくなる場合の回避方法
回避方法は以下の2つですので、ご利用状況に合わせてご対応ください。
PDFで保存してから別のアプリケーションで印刷する
(1)印刷したい内容が表示されているSafari Ver10.1以降の画面で[プリント...]を選択し、プリント画面を開きます。
(2)画面左下の「PDF」をクリックして[PDFとして保存...]を選択します。
(3)任意の場所に保存したPDFファイルをVer10.1以降以外のアプリケーションで開き、印刷を行ってください。
Safari以外のブラウザーで印刷する
現時点では、Mac OS 10.12~10.14環境のSafari Ver10.1以降以外のブラウザーで上記の印刷制限事項は確認されておりません。
今後、同様の印刷制限があるブラウザーが確認された場合は、本FAQ内にてお知らせいたします。