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  FAQ番号:50106
OPOS で Bitmap を速く印刷したい
OPOS で画像 ( ビットマップ ) の印刷に時間が掛かる。 この時間を短縮 ( 高速化 ) する方法を教えて欲しい。
 
 

OPOS API での画像印刷方法は、大きく分けると 3 種類あります。
これら画像印刷方法によって、画像のロード ( 読み込み ) のタイミング/ロードし直しの必要の有無/画像印刷時の速度に違いが生じます。
ご使用の環境に適切と思われる画像印刷方法をお選びください。

それぞれの実装方法と特徴は以下の通りです。

PrintBitmap メソッドで印刷

都度ビットマップデータをロードしてプリンターへ印刷します。
命令の度にファイルからの読み込みとプリンターへデータ送信を行なうため、ビットマップのサイズが大きく、低速度通信( シリアルなど )の場合は印刷速度が大きく低下します。

SetBitmap メソッドでビットマップをロードして印刷

SetBitmap メソッドでビットマップデータを予め TM プリンターの揮発性メモリー上に記録させます。
この記録時には、PrintBitmap と同様に時間がかかります。
ただし印刷の指示をした際には、既にプリンターのメモリー上にあるため PrintBitmap と比較するとスムーズに印刷されます。

OPOS API のオープン/クローズを行なうタイミングで、都度 SetBitmap によりビットマップデータを記録しておくことで、オープン後からクローズまでの処理中では、PrintNormal とエスケープシーケンスの組み合わせによりスムーズに印刷をおこなうことができます。
ただしクローズによるデバイスの解放やアプリケーション自身の終了、TMプリンターの電源 OFF を行なうとメモリー上のデータは消えますので、再度 Setbitmap を行なう必要があります。

TMFlogo ユーティリティーでのビットマップ登録と印刷

ビットマップデータを TM プリンターの不揮発性メモリー上に記録します。
あらかじめプリンターの不揮発性メモリーにデータを登録しておくことにより、以降ビットマップのデータをプリンターへ登録する必要がなくなり、スムーズな印刷が可能です。

印刷には「.DirectIO(PTR_DI_PRINT_FLASH_BITMAP,Num ,Data )」メソッドを使用します。
不揮発性メモリー上のデータは TM プリンターの電源を切っても残るため、一度登録すると SetBitmap のように登録をし直す必要がありません。

ただし、常に印刷するイメージを変える状況には向いていません。

データの高速通信 ( USB タイプなど ) が可能な TM プリンターをご使用の場合には、上記 3 種類の方法に大きさ違いは感じられない場合がございます。

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