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インク濃度を変更して印刷する方法について説明します。
インク濃度の設定はRIP-Queueの操作で行うことができます。
一度印刷した後に、濃度を変更して再印刷を行いたいシーンを想定して説明します。
[操作手順]
①RIP-Queueの印刷済みのデータから濃度を変更したいジョブを探します。該当のジョブを再印刷するために
該当のジョブを上段にドラッグ&ドロップで移動します。
②ジョブの再処理について確認メッセージが表示されますが、ここでは「いいえ」を選択します。
概要のジョブが上段に移動され、「状況」が印刷待ちの状態になることを確認します。
③該当のジョブを右クリックし、【編集】-【プリンタ設定】の順にクリックします。
④インク濃度設定の項目内にある【編集】ボタンをクリックします。
※選択されているメディアプロファイルによって表記が異なる場合があります。
⑤メディアプロファイルによって、インク濃度の初期設定は異なります。インク濃度は0~200%まで入力が可
能です。インク溢れや滲み等がみられる場合には濃度を下げ(例えば60%~80%)、電飾等で打ち込みを増
やしたい場合には濃度を上げます(例えば120%~140%)
通常は、「全色同じ値で設定変更」のチェックボックスはオンで使用します。チェックボックスをオフにす
ることで、特定のインクのみで濃度変更が行えますが、色のバランスが狂う可能性があります。
特色インク(ホワイト/メタリックシルバー)のインク濃度は個別に調整できます。
⑥数値の入力を終えた後は、OKボタンをクリックしていき、再びRIP-Queueから再印刷を実施して下さい。
インク量が多くなると乾燥しにくくなりますのでご注意下さい。特に白インクはより乾燥しにくい性質となっています。2層印刷や3層印刷実施時には濃度を上げすぎないようご注意下さい。