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ここでは、GPS測位を早くする方法のうち、「アフターポジショニング」についてご説明します。
ファームウェアをVer1.12以降に更新すると、アフターポジショニングの機能が有効になります。
対象は以下の機器です。
対象機器 |
J-300 |
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J-300T |
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J-300W |
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J-350 |
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U-350BS |
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- アフターポジショニングとは
- 注意点
- アフターポジショニングの使い方
1. アフターポジショニングとは
GPS完全測位前のGPS信号を使ってスタートからの位置情報を再測位します。
完全測位をしなくてもワークアウトを開始できます。完全測位するまで距離はストライドセンサーで計測します。
2. 注意点
アフターポジショニングの機能をお使いになる際は、下記の点にご注意ください。
- 計測中は一部の機能が使用できません。
「アフターポジショニング」の動作中は以下の項目を計測できないため、機器本体では「ーーー」表示となります。
(GPSを捕捉した時点で表示します)
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標高 |
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勾配 |
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累積上昇高度 |
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累積下降高度 |
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ウェイポイント |
- 計測日より3か月以内に「Epson View」にアップロードしてください。
3か月以上経過してデータをアップロードすると地上で軌道が表示されなかったり、
標高/勾配累積上昇高度/累積下降高度が再計算されません。
3. アフターポジショニングを使うには
以下をご準備ください。1度実施していただくことで有効となります。
- 機器本体のファームウェアを、Ver1.12以降に更新します。
- ストライド(歩幅)の学習情報がリセット※されますので、新たに、屋外で10~30分程度、走る(歩く)ことでストライド(歩幅)を学習させてください。また、利用する種目(ラン、ウォーク)ごとに実施してください。
ランの学習未完了画面例 |
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ランの学習完了画面例 |
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(アンバーバーが表示されます) |
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(アンダーバーの表示がなくなります) |
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ファームウェアVer1.12に更新すると、以後のファームウェア更新時にストライドセンサーの学習情報はリセットされません。 |
J-300/350/U-350シリーズのみ、測位を早める手段として「AGPS」と「アフターポジショニング」の2種類をご提供しています。使用環境に応じてご利用ください。