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ファクス受信時に下記の状態になっていると、プリンター本体側でメモリー不足メッセージが表示されることがあります。
1. プリンター本体側のファクス受信用メモリーが一杯になっているケース
このケースに該当する例と対応方法は下記をご参照ください。
1-1. 蓄積された「受信ボックス」で、ファクス受信用メモリーが圧迫されている
<対応方法>「受信ボックス」にある不要なファクスを削除してください。
1-2. PC-FAX受信やファクスtoメール、ファクスtoフォルダーなどの設定を行っているものの保存や転送に失敗し、ファクスデータが滞留してファクス受信用メモリーが圧迫されている
<対応方法>短期的には、上記の設定を解除することで、解決します。
なお、PX-Mシリーズの場合、[ファクス]のトップ画面にファクスのメモリー使用量が「%」で表示されています。
この表示が「0%」以外になっている場合は、ファクスのメモリーに何らかの情報が残っていると考えられます。
また、PX-Mシリーズの一部の機種では、ファクスのメモリーに蓄積された文書を「ファクスレポート印刷」機能の[蓄積文書リスト]から出力して確認することが可能です。
レポート印刷機能は機種によって異なりますため、お使いのプリンターのマニュアルにてご確認ください。
- PDF形式の電子マニュアルは、こちらより製品カテゴリーを選択し、ご使用機種をクリックして表示されるページからご入手ください。
2. 送付されたファクス(受信したファクス)が、プリンター本体側の許容容量を超えているケース
このケースについては2種類あります。下記をご参照ください。
2-1. プリンター本体側のPDFファイル生成上限を超えている場合
現象:PC-FAX受信やファクスtoメール、ファクスtoフォルダーの設定を行っている状態で、保存されたPDFファイルのページ数が、実際に送付されたページ数より少ない枚数でPDF保存され、同時にメモリー不足メッセージが表示される。
これは、プリンター本体側のPDFファイル生成上限の2MBを超えてしまっているために発生しています。
そのため、ファクスを受信するプリンター側で回避することは出来ませんので、ファクスの送信元に「送信するページ数を分割する」または「送信時の解像度を下げる」ことをご依頼ください。
2-2. プリンター本体側の1ページのファイル生成上限を超えている場合
現象:1ページも受信できずに、メモリー不足メッセージが表示される。
これは、プリンター本体側の1ページのファイル生成上限の2MBを超えてしまっているために発生しています。
そのため、ファクスを受信するプリンター側で回避することは出来ませんので、ファクスの送信元に「送信するページ数を分割する」または「送信時の解像度を下げる」ことをご依頼ください。