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Microsoft🄬 PowerPoint🄬 で原稿を作り、エプソン大判インクジェットプリンター SureColor のプリンタードライバーに
ある「フィットページ機能」を使って、拡大印刷する手順を紹介します。
※OS/プリンターの機種により画面周りまたは表示される画面や機能が異なる場合がございます。
Microsoft🄬 PowerPoint🄬 で垂れ幕を作る
A1ノビ(24インチ/約610mm)幅のロール紙で、長さ 5m(5,000mm)の垂れ幕を作る手順を紹介します。
(紹介例:画面はWindows 10🄬、プリンターは SC-P9050G、ロール紙はマット合成紙)
Microsoft🄬 PowerPoint🄬 では、実寸の 5分の1 に縮小した原稿を作成します。
項目 |
設定値 |
[幅] |
A1ノビ( 610mm)の 5分の1 = 122mm |
[高さ] |
5 m(約5,000mm)の 5分の1 = 1,000mm |
STEP1. プリンタードライバーのページ設定
1. Microsoft🄬 PowerPoint🄬 の[デザイン]タブをクリックし、[スライドのサイズ]から[ユーザー設定のスライドの
サイズ]を選択します。
2.[ページ設定]画面が開きますので、[幅]と[高さ]を設定します。
今回は、[幅:12.2cm][高さ:100cm]の設定です。
[印刷の向き]の[スライド]で「縦」が選択されていることを確認して、[OK]をクリックします。
以下のメッセージが表示されたときは、必要に応じて「最大化」「サイズに合わせて調整」を選択ください。
STEP2. 横断幕データ作成
Microsoft🄬 PowerPoint🄬 で原稿を作成します。
今回は学校に掲示する「祝バスケットボール部全国大会出場」の垂れ幕を作成例とします。
(作成したデータは「名前を付けて保存」から任意の保存名を入力してデータ保存してください)
STEP3. プリンターの選択から設定へ
[ファイル]から[印刷]をクリック、または キーボードの「Ctrl と P」ボタンを押して印刷設定画面へ移ります。
印刷設定画面の[プリンター]から使用している大判インクジェットプリンターを選択して、「プロパティ」を
クリックします。
今回のプリンターは SC-P9050G ですが、プリンタードライバー名称は「SC-P9000 Series」と表示されます。
機種により、型番名ではなくシリーズ名で表示されますので、予めご了承ください。
STEP4. ロール紙の設定と各種設定
プリンタードライバーの設定画面が表示されたら、[基本設定]画面で[用紙種類]からプリンターにセットした
ロール紙を選び、[ユーザー用紙設定]をクリックします。
[ユーザー用紙設定]をクリックすると、[ユーザー定義用紙サイズ]画面が出ます。
ここでは、Microsoft🄬 PowerPoint で作成した原稿のサイズを設定します。
用紙サイズ名には、「原稿サイズ」と入力します。
次に[用紙幅:122mm][用紙長さ:1000mm]を入力した後、[保存]をクリックし[OK]を押します。
同様に、[ユーザー用紙設定]から、印刷する用紙サイズを設定します。
用紙サイズ名には、「出力サイズ」と入力します。
[用紙幅:610mm][用紙長さ:5000mm]を入力した後、[保存]をクリックし[OK]を押します。
・同じサイズで印刷を繰り返すとき、2回目以降は再設定する必要はありません。
原稿サイズ並びに出力サイズが変更となるときは、下記手順で設定してください。
・プリンタードライバーの用紙可能最大長は、こちら より確認ください。
STEP5. ページ設定
プリンタードライバーのプロパティ画面で、[ページ設定]タブをクリックします。
[レイアウト]の「ページサイズ:原稿サイズ」「出力用紙:出力サイズ」を選択します。
[拡大/縮小]の[フィットページ]が自動で選択され、設定した原稿サイズに対して、自動的に拡大/縮小率が設定
されます。[長尺/拡大処理の最適化]にチェックが付いているのを確認し[OK]をクリック、印刷を実行します。