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  FAQ番号:52138
プリンター共有の設定方法を教えてください<Windows 10>
 
 

ネットワーク環境が整っている場合は、コンピューターに直接接続したプリンターをほかのコンピューターと共有することができます。

プリンターを直接接続するコンピューターは、共有を許可するプリントサーバーの役割を果たし、ほかのコンピューターはプリントサーバー機に印刷許可を受けるクライアント機となります。
クライアント機は、プリントサーバー機を経由してプリンターを共有することになります。

  • スキャナー機能の共有はできません。
  • 「コンピューターの管理者」アカウントのユーザーでログオンしてください。
    「制限」アカウントのユーザーでは設定できません。
    なお、インストールしたときのユーザーは、「コンピューターの管理者」アカウントになっています。

  1. プリントサーバー機の設定
  2. クライアント機の設定
ここでは、Microsoftネットワークでプリントサーバー機にWindows 8.1(64bit版)を利用し、EP-811AWを使用している場合を例に説明します。
OSのバージョンや機種によって画面表示は異なる場合がありますが、操作方法は同様です。
ネットワーク環境が構築されていること、プリントサーバー機とクライアント機が同一ネットワーク管理下にあることが前提となります。
  • Windows 8.1/8をプリントサーバー機としてご利用の方は、こちらをご参照ください。
  • Windows 7/Vistaをプリントサーバー機としてご利用の方は、こちらをご参照ください。
  • Windows XP/2000をプリントサーバー機としてご利用の方は、こちらをご参照ください。

1.プリントサーバー機の設定

ここではWindows 10(64bit版)とEP-811AWを例にします。
  ご使用の機種によって表示される画面、名称は異なりますが操作方法は同様です。
(1) デバイスとプリンターの一覧から、サーバー機の設定を行うプリンターの「プリンターのプロパティ」画面を
開きます。
 
  • プリンターのプロパティを表示する手順の詳細は、こちらをご参照ください。

(2) 「共有」タブをクリックし、「このプリンターを共有する」をクリックしてチェックを入れます。
  [共有オプションの変更]ボタンが表示されている場合は、クリックしてから「このプリンターを共有する」にチェックを入れます。
 
ユーザーアカウント制御の画面が表示される場合は、[はい]をクリックします。
<[このプリンターを共有する]にチェックを入れる場合>
 
<[共有オプションの変更]を先にクリックする場合>

(3) 変更する場合は任意の[共有名]を入力して、[OK]ボタンをクリックします。
 
下図は共有名を変更する場合の例です。

(4) 再度、サーバー機の設定を行うプリンターのアイコンを右クリックして、[印刷設定]をクリックします。

(5) [ユーティリティ]タブを選択して、[通知の設定]または[モニターの設定]ボタンをクリックします。
[ユーティリティ]タブに[通知の設定]または[モニターの設定]ボタンがない場合は、[環境設定]ボタンをクリックして、「環境設定」画面の[モニタの設定]ボタンをクリックします。

(6) [共有プリンターをモニターさせる]の設定項目がある場合はチェックを入れて、[OK]ボタンをクリックします。

ポイント

  • 下記のメッセージ画面が表示される場合は、[はい]ボタンをクリックします。
    「本ユーティリティーで設定をするには、Windowsファイアウォールに例外として登録が必要です。
    例外として登録しないと、Windowsファイアウォールにより一部の通信がブロックされ、設定機能が制限されることがあります。
    WindowsファイアウォールにEPSONプリンターウィンドウ!3を例外として登録しますか?」
  • ユーザーアカウント制御の画面が表示される場合は、[はい]ボタンをクリックします。

(7) 「印刷設定」画面に戻ったら[OK]ボタンをクリックします。
「環境設定」画面から設定した場合は、「環境設定」画面の[OK]ボタンをクリックして、「印刷設定」画面に戻ったら[OK]ボタンをクリックします。

ポイント

  • Windows 10/8.1/8/7/Vista/XPのコンピューター同士で共有している場合は、[共有プリンターをモニタさせる]の設定項目が表示されない場合でも、モニターできます。
  • Windows 10/8.1/8/7/Vista/XPのドライバーで[共有プリンタをモニタさせる]の設定項目が表示されない場合、Windows 10/8.1/8/7/Vista/XPとWindows 2000/Me/98のコンピューターとの間では、共有プリンターの状態をモニターできません。
    共有プリンターの状態をモニターできない場合、印刷できなくなることがありますので、共有プリンターを利用するコンピューター(クライアント)でプリンタードライバーを開き、[ユーティリティ]タブ内の[ドライバーの動作設定]をクリックし、[常にRAWデータをスプールする]をチェックすることをお勧めします。

  • プリントサーバー機とクライアント機でOSが異なる場合は、追加ドライバー機能を使用してプリントサーバー機にクライアントOSのプリンタードライバーをインストールします。
    この機能によってクライアント機は、ソフトウェアCD-ROMを使用せずにプリントサーバー機から自動コピーでプリンタードライバーをインストールできます。
    Windows 10(32bit版)/Windows 8.1(32bit版)/Windows 8(32bit版)/Windows 7(32bit版)/Vista(32bit版)/XP/2000と、Windows 10(64bit版)/Windows 8.1(64bit版)/Windows 8(64bit版)/Windows 7(64bit版)/Vista(64bit版)/XP x64 Editionの組み合わせでプリンターを共有する場合は、追加ドライバーが必要です。
    Windows 10(32bit OS間)/Windows 8.1(32bit OS間)/Windows 8(32bit OS間)/Windows 7(32bit OS間)/Vista(32bit OS間)/XP/2000あるいは、Windows 10(64bit OS間)/Windows 8.1(64bit OS間)/Windows 8(64bit OS間)/Windows 7(64bit OS間)/Vista(64bit OS間)/XP x64 Editionの組み合わせでは、共通のプリンタードライバーを使用しているため、追加ドライバーをインストールする必要はありません。
    Windows 10/8.1/8/7/Vistaのサーバー機に、Windows Me/98のドライバーを追加することはできません。
  • 追加ドライバーをインストールする場合には、こちらをご参照ください。
ネットワークプリンターに対するセキュリティーの設定(クライアントのアクセス許可)を設定してください。
印刷が許可されないクライアントは、共有できません。
詳しくはWindowsのヘルプをご覧ください。

以上でプリントサーバー機の設定は終了です。
続いてご使用のOSを選択の上、クライアント機の設定を行ってください。

  • Windows 10をご利用の方は、こちらからご参照ください。
  • Windows 8.1/8をご利用の方は、こちらの「2.クライアント機の設定」をご参照ください。
  • Windows 7/Vistaをご利用の方は、こちらの「2.クライアント機の設定」をご参照ください。
  • Windows XP/2000をご利用の方は、こちらの「2.クライアント機の設定」をご参照ください。

追加ドライバーのインストール方法

ここでは、Windows 10 64bit版のコンピューターへ、32bit版の追加ドライバーをインストールする場合を例にしています。
(1) 設定するプリンター用プリンタードライバーのファイルを準備します。
  製品CD-ROMをお持ちの場合は、こちらの手順にお進みください。
  製品CD-ROMがお手元にない場合は、弊社「サポート&ダウンロード」ページの
  「型番を指定して探す」の下にある入力欄に、お使いの機種の型番を入力して[検索]をクリックします。
 
  • 「サポート&ダウンロード」は、こちらから表示してください。

(2) [ドライバー・ソフトウェア一覧]をクリックします。

(3) 目的のOSを選択し、[選択したOSを決定する]をクリックします。
OS選択画面が表示されない場合は、「OSを選びなおす」をクリックしてから目的のOSを選択し、[選択したOSを決定する]をクリックします。
 
Windows 10のバージョンには32bit版と64bit版があり、インストール用ファイルは異なります。

(4) 「プリンタードライバー」または、[ダウンロードページへ]ボタンをクリックします。

(5) [使用許諾書]の内容を確認し、同意して使用する場合は、画面を下方向へスクロールして
  [使用許諾に同意してダウンロード]ボタンをクリックし、[保存]ボタンをクリックします。
 
  • Google Chromeの場合は、こちらをご参考にダウンロードしてください。
  • Microsoft Edgeの場合は、こちらをご参考にダウンロードしてください。
  • Internet Explorer 11の場合は、こちらをご参考にダウンロードしてください。
  ダウンロードが完了したら、ファイルを実行しない状態で、次の手順に進みます。

ポイント

  • 追加ドライバーのインストールではダウンロードしたファイルから直接操作しないため、[実行]ボタンはクリックしないでください
  • ファイルのダウンロード先(保存先)を指定しない場合、ユーザーアカウント(お客様が任意で付けた名前)内の「ダウンロード」フォルダーへ保存されます。
    お使いのブラウザーでダウンロード先を変更している場合は、ブラウザーで設定した保存先へ保存されます。
  • 保存先を指定してダウンロードする場合は矢印をクリックして[名前を付けて保存]をクリックします。
  • Internet Explorer®でのダウンロード時にワーニング(警告)メッセージが表示される場合の詳細は、こちらをご参照ください。

(6) 任意の保存先フォルダーに保存されたダウンロードしたファイルを展開します。
  キーボードのF2キーを押すか、ファイル名を右クリックして「名前の変更」を選択します。
 
コンピューターの設定によって、ファイル名に「.EXE」が表示されます。

(7) フォルダー名の箇所で文字が入力できる状態になったら、末尾の「exe」の3文字を「zip」に書き換えます。

(8) 名前を変更したファイルを右クリックし、「すべて展開」をクリックして、[展開]ボタンをクリックします。

(9) サーバー機の設定を行うプリンターの「プリンターのプロパティ」画面を開き、
  「共有」タブの[追加ドライバー]ボタンをクリックします。

(10) 追加するドライバーの種類にチェックして、[OK]ボタンをクリックします。
お使いの機種により、対応OSは異なります。
下図は32bit版ドライバーを追加する場合の例です。

(11) 「プリンター ドライバー(X** プロセッサ)のインストール」画面の[参照]ボタンをクリックし、
展開したフォルダーを順に[開く]をクリックして、「WINX86」の中にある「xxxxxx.INF」を選択して[開く]ボタンをクリックします。
  EP-811AWの例:ファイルの場所-[PC]-[ダウンロード]-[EP811A_x86_810JA]-[EP811A_x86_810JA]-[WINX86]-「EPPRNUT.INF」
 
「xxxxxx.INF」の「xxxxxx」の文字部分やINF形式ファイルの数は、お使いのプリンターによって異なります。INFファイルが複数表示されている場合、選択するファイルはどれでも構いません。

(12) 「プリンター ドライバー(X** プロセッサ)のインストール」画面に戻り、[OK]ボタンをクリックすると、追加ドライバーのインストールが始まります。
 
ユーザーアカウント制御の画面が表示されたら、[はい]ボタンをクリックします。

製品CD-ROMをお持ちの場合はコンピューターにセットし、ディスクに対して行う操作を選ぶ画面が表示された場合は「フォルダーを開いてファイルを表示」を選択します。
自動的にセットアップ画面が起動する場合は、本手順では使用いたしませんので閉じてください。
「プリンター ドライバー(X** プロセッサ)のインストール」画面に、CD-ROMをセットしたドライブ名とディレクトリ名(フォルダ名)を半角で入力して、[OK]ボタンをクリックします。
[OK]ボタンをクリックすると、追加ドライバーのインストールが始まります。

コンピューターにセットした製品CD-ROMから指定する場合は、ドライブ名とディレクトリ名を「\」(半角の円マーク)で区切って入力します。
ドライブ名とディレクトリ名は、コンピューター環境およびお使いのプリンターにより異なります。
  • GドライブでEP-804AソフトウェアディスクからWindows 10(64bit版)ドライバーを追加する場合の入力例
    G:\Printer\Driver\WINX64
  • DドライブでEP-811AソフトウェアディスクからWindows 10(32bit版)ドライバーを追加する場合の入力例
    D:\Driver\Printer\Driver\WINX86
  • ドライブ名やディレクトリ名を確認する方法は、こちらをご参照ください。

(13) [閉じる]ボタンをクリックします。

以上でプリントサーバー機の設定は終了です。
続いてご使用のOSを選択の上、クライアント機の設定を行ってください。
  • Windows 10をご利用の方は、こちらからご参照ください。
  • Windows 8.1/8をご利用の方は、こちらの「2.クライアント機の設定」をご参照ください。
  • Windows 7/Vistaをご利用の方は、こちらの「2.クライアント機の設定」をご参照ください。
  • Windows XP/2000をご利用の方は、こちらの「2.クライアント機の設定」をご参照ください。

ドライブ名/ディレクトリ名の確認方法

(1) 「PC」画面を開きます。
デスクトップの[PC]アイコンをダブルクリックして開きます。
または、画面左下で右クリックして[エクスプローラー]をクリックします。

(2) CD-ROMをセットしたドライブの末尾に記載されているアルファベット(ドライブ名)を確認します。
下図は「D」となっている場合の例です。ご利用のコンピューターによってアルファベットは異なります。

(3) CD-ROMをセットしたドライブのアイコンを右クリックして、[開く]をクリックします。

(4) [Driver]-[Printer]-[Driver]または、[Printer]-[Driver]を順にダブルクリックして開き、「WIN」から始まるディレクトリ名(フォルダ名)を確認します。

  • 追加ドライバーのインストールに必要なファイルが保存されているフォルダは、お使いのプリンターおよびOSにより異なります。
    「Printer」フォルダや「Driver」フォルダがない場合は、その階層に「WIN」から始まるフォルダがないか確認してください。
  • 64bit版OSの場合、末尾に「64」が付いたディレクトリ名が対象です。
    また、32bit版OSの場合は、末尾に「86」が付くものと数字の付かないものがあります。

以上の手順でドライブ名とディレクトリ名を確認したら、こちらに戻り、確認した内容を「(ドライブ名)¥(ディレクトリ名)」の形式で入力します。
なお、上記の場合、入力する内容は「F:¥Driver¥Printer¥Driver¥WINX86」となります。

複数のフォルダを開く必要がある場合は、階層毎のディレクトリ名を「\」で区切って順に入力していきます。

2.クライアント機の設定

ここではサーバーを使用した環境での一般的な(Microsoftネットワーク)接続方法について説明します。
ご利用の環境によっては以下の手順で接続できない場合もあります。
その場合はネットワーク管理者にご相談ください。
ここでは[プリンタ]フォルダーからネットワークプリンターに接続してプリンタードライバーをインストールする方法を説明します。
Windowsの[ネットワークコンピュータ]や[マイネットワーク]から、共有プリンターに接続してプリンタードライバーをインストールすることもできます。
最初の接続方法が異なるだけで、基本的な設定方法は同じです。

「コンピューターの管理者」アカウントのユーザーでログオンしてください。
「制限」アカウントのユーザーでは設定できません。
なお、インストールしたときのユーザーは、「コンピューターの管理者」アカウントになっています。

(1) Windowsの「コントロールパネル」を開きます。
  画面左下のスタートをクリックし、[すべてのアプリ]またはアプリケーションの一覧表示から、[Windows システムツール]-[コントロールパネル]を順にクリックします。

(2) コントロールパネルから「ネットワークと共有センター」画面を開きます。
 
  • 表示方法が「カテゴリ」の場合は[ネットワークとインターネット]-[ネットワークと共有センター]の順にクリックします。
  • 表示方法が「大きいアイコン」または「小さいアイコン」の場合は[ネットワークと共有センター]をクリックします。
 
下図は表示方法を「カテゴリ」にしている場合の表示例です。

(3) [共有の詳細設定の変更]をクリックします。

(4) [ネットワーク探索]と[ファイルとプリンターの共有]の設定を確認します。
  • [無効]になっている場合は、「~を有効にする」を選択して[変更の保存]をクリックします。
  • [有効]になっている場合は、画面を閉じて次の手順に進みます。

(5) コントロールパネルから「デバイスとプリンター」画面を開き、[プリンターの追加]をクリックします。

(6) インストールする共有プリンターが表示される場合は選択し、[次へ]ボタンをクリックして手順(10)へ進みます。
インストールするプリンターが表示されない場合は、[探しているプリンターはこの一覧にはありません]をクリックします。

(7) [共有プリンターを名前で選択する]を選択して、[参照]ボタンをクリックします。
共有プリンター名がわかっている場合は、直接ボックスに入力します。
ここでは、共有プリンター名がわからないことを前提に[参照]ボタンをクリックします。

(8) 共有プリンターが接続されているコンピューター(またはサーバー)を選択して、[選択]ボタンをクリックします。
ユーザー名、パスワードを入力する画面が表示されたら、サーバー機にログインするためのユーザー名とパスワードを入力してください。

(9) 共有プリンター名を選択して、[選択]ボタンをクリックします。
プリンターの名前は、プリントサーバー機によって変更されている場合があります。
ご利用のネットワーク管理者にご相談ください。

(10) 「プリンターの追加」画面の[次へ]ボタンをクリックします。
  「共有プリンターXXXXXXXXX(プリンターの名前が入ります)を使用するには、コンピューターにプリンタードライバーをインストールする必要があります」という内容のメッセージ画面が表示された場合は、[ドライバーのインストール]ボタンをクリックします。
「ユーザーアカウント制御」画面が表示された場合は、[はい]ボタンをクリックします。
 
既存のプリンタードライバーを使用するか新しいプリンタードライバーを使用するかの選択画面が表示されたら、メッセージに従って選択してください。

(11) [次へ]ボタンをクリックします。

(12) 通常使うプリンターとして使用するかを選択して[完了]ボタンをクリックします。

以上で、クライアント機の設定は終了です。

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