【発生する現象】 ・従来接続していた(印刷していた)プリンターが突然印刷できなくなった ・「プリンタに接続できません」というメッセージが表示された
【対応方法】 以下の手順をご参照いただき、お使いのブラウザーからWeb Configにアクセスし、「自己署名証明書」の更新を行ってください。 ※プリンターと同一のネットワークに接続しているWindows/macOSのコンピューターから接続しても更新できます。
<参考> Web Configとは、ブラウザー経由でプリンターの設定を行うためのツールです。ブラウザーからアクセスすることで使用可能となります。
「自己署名証明書」の有効期間を更新する手順
「自己署名証明書」の有効期間を更新するときに、一時的にプリンターがネットワーク通信を遮断しますため、印刷またはスキャンが一時的に行えなくなります。
(1)プリンターのIPアドレスを、ネットワークステータスシートまたは、 ネットワーク接続診断レポートから確認します。
・ネットワーク接続診断レポートを印刷している場合は、「ネットワーク設定情報」の項目内の 「IP アドレス」の 箇所でプリンターのIPアドレスを確認します。
・ステータスシートを印刷している場合は、<TCP/IP Ipv4>の項目内の「IP Address」の箇所で プリンターのIPアドレスを確認します。
(2)コンピューターでブラウザーを開き、URLの欄に上記の手順(1)で調べたIPアドレスを 半角数字で入力して、キーボードのEnterキーを押します。 ※IPアドレスの「***」は、ネットワーク環境によって1桁や2桁の数字になっていることがあります。
https://***.***.***.***/
(3)お使いの機種名が記載されたWeb Configの画面が表示されます。
ネットワーク環境によっては、以下のセキュリティ通知画面が表示される場合があります。 [詳細設定]をクリックし、表示されたIPアドレスの箇所をクリックしてください。
※macOS環境のSafariから設定するときに表示された場合は、[詳細を表示]-[このWebサイトを閲覧]の順にクリックし、表示された画面の[Webサイトを閲覧]をクリックします。
(4)[管理者ログオン]をクリックし、画面右側でプリンターに設定した管理者パスワードを入力して[確認]をクリックします。 機種によってはプリンターに設定したユーザー名と管理者パスワードを入力して[確認]をクリックします。 画面内に「管理者ログオン」が表示されていない場合は、手順(5)に進みます。 ※「管理者ログオン」の表示がなく[基本設定]がある場合は、[基本設定]をクリックして[詳細設定]を選択し、手順(5)に進みます。 ※お使いの機種や設定の状況によって表示される項目は異なりますが、手順は同様です。
(5)画面左側に表示された管理者メニューから[ネットワークのセキュリティー設定]- [SSL/TLS]の順にクリックします。 または画面上部の[ネットワークセキュリティー]をクリックします。 ※以降は、PX-M840FXおよびPX-M6010Fの画面を例にしていますが、他の機種をお使いの場合も手順は同様です。
(6)[証明書]をクリックします。
(7)「自己署名証明書」枠内の[更新]をクリックします。
(8)[次へ]をクリックします。
(9)[設定]をクリックします。
(10)ネットワーク通信を一時的に遮断し、証明書の有効期間が更新されます。 プリンター本体の液晶パネルにて、ネットワークアイコンがネットワーク接続中の表示に戻りましたら、更新は完了です。 ※引き続きWeb Configで設定や確認を行う場合は、ブラウザー画面を一旦閉じて、プリンターのIPアドレスを入力して再起動してください。
以上で、「自己署名証明書」の有効期間の更新は完了です。
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